「幻想にすぎない」ロシア産原油に“価格上限”案 G7だけの制裁に限界?専門家解説

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例えば、ロシア産の石油の取引価格に上限を設ける案が検討されていますが、この制裁は、G7以外のもっと多くの国も一緒になってやることで初めて、ロシアへの圧力という意味でも、石油価格を抑え込むるという意味でも効果を発揮する内容です。G7だけでは、効果が限定的だと言わざるを得ません。 2日目は、5カ国の招待国も交えて気候変動やエネルギー、さらには食糧危機について意見が交わされました。G7と連携することで

、こんなメリットがあるんだとアピールする一方で、G7にとしては、目の前に広がっている数多くの課題に対して、具体的な道筋を示す場面は少ない印象です。結果として、単に結束を高める機会にとどまる可能性もあります。◆防衛省防衛研究所・兵頭慎治さんに聞きます。

エネルギーに次ぐ輸出品なので、エネルギーほどのダメージはありませんが、G7側も新たな制裁メニューが限られるなか、結束して引き続きロシアに制裁を加える意志が表明できたと思います。ロシアにとっても一定の政治的なインパクトがあったと思います。アメリカメディアよりますと、G7が検討しているのは「上限価格に抑えた石油タンカーのみ、ヨーロッパの船舶保険を適用する」というものです。これまでEUなどは、年末までにロシアからの原油の9割を禁輸する合意に達していますが、インド・中国などがロシアから原油を高値で購入し、制裁の“抜け道”になっていました。イギリスとEUは、ロシア産石油を運ぶ船には保険を提供しないとしてきましたが、今回はアメリカの提案で「上限価格以下であれば保険を認める」という方向で合意が進みつつあるんだと思います。アメリカメディアに掲載された論評によりますと「ロシアは代替となる保険の提供を始めていて、中国やインドはそれで十分となるかもしれない。この計画は“ピュア・ファンタジー”だ」としています。

 

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