現状を見るならば、明暗クッキリの両者となる。15日の広島戦(松山)でプロ野球史上最年少の24歳3カ月で通算200本塁打を記録したヤクルトの主砲・村上宗隆内野手と、同日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)で3打数ノーヒットに終わった清宮幸太郎内野手だ。2人は同学年で同じ右投げ左打ち。アマ時代から将来を嘱望されたスラッガーだったが〝現在地〟には大きな隔たりができている。プロ1年目の2018年、秋季キャンプ地の松山で汗を流した村上は翌年、36本塁打、96打点をマークして新人王を受賞。若きスラッガーとして大きく飛躍した。ゆかりの地で放ったメモリアルアーチに「1年目から松山でたくさん練習をして、原点だと思っている。そういう場所で節目のホームランを打てたのはうれしい」と話した。一方、「3番・三塁」で2軍戦に先発出場した清宮は3打数ノーヒット。今季は春季キャンプ前、沖縄での自主トレ中に左足関節を捻挫し、キャンプは2軍でリハビリメニューを消化した。4月19日にようやく1軍に合流したが、9試合で24打数2安打、打率0割8分3厘と不振にあえぎ、5月6日に1軍登録を抹消された。ファームでも21試合に出場
ところがプロ7年目を迎えた今、村上と清宮は比較の対象にすらならないほど差が広がったといっても過言ではない。村上はプロ入り2年目の2019年に36本塁打をマークして頭角を現すと、22年にはプロ野球史上初の5打席連続本塁打を放つなど大ブレーク。日本選手のシーズン最多を更新する56本塁打を放ち、三冠王に輝いた。一方の清宮は、21年秋に就任した新庄剛志監督に「デブじゃね?」と指摘されて9キロの減量に成功し、翌22年に18本塁打を放ったが、以降は左脇腹を痛めるなど故障に苦しんだ。どうして清宮は伸び悩むのか…。日本ハムのチーム内からはさまざまな声が聞こえてくる。 「ボールを飛ばす能力はある。しかし守備力が不安で、安心してスタメンで起用できない」「真面目で前向きな姿勢は買えるが、いろんな打ち方を模索し過ぎている」「左足の故障が完全に治っていない。まずは体をしっかりしていくことが大事」−。
村上を強く意識しているわけでもないだろうが、思うような結果が出せていないことへの焦りはあるかもしれない。プロの世界は結果が年俸に投影される。村上の今季年俸は6億円プラス出来高払い、清宮は4400万円(いずれも推定)。ただし、ともに24歳で、これから先の野球人生はまだまだ長い。
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