今年1月28日、東京都内のホテルで開かれた「澤瀉屋(おもだかや) 送る会」。送られるのは、おいの猿之助に委ねるまで長きにわたり澤瀉屋を率い、昨年9月に83歳で死去した市川猿翁さんと、その弟で猿之助の父である段四郎さんの兄弟。だが約700人が献花に訪れた伯父と父をしのぶ場に、猿之助の姿はなかったという。
事件の影響は大きく、全国各地で主演予定だった新作歌舞伎「スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド) 鬼滅の刃」は公演中止に。余波は歌舞伎界にとどまらず、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や「岸辺露伴は動かない」シリーズといったNHKの出演ドラマのネット配信もとりやめられた。配信停止は解除されたものの、6月16日に封切られる予定だった出演映画「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」は、公開が延期されたままだ。「送る会」の際、猿翁さんの長男で、歌舞伎俳優の市川中車として澤瀉屋の一員でもある香川照之(58)は、いとこの猿之助の近況をこう説明した。2月から上演開始のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」で主役を演じる香川の長男の團子(20)が、猿之助から直接、演技指導を受けていると明かしたのだ。
歌舞伎俳優として立役(男役)でも女形でも主演できる技量を持つ猿之助だが、その才能は舞台の上だけにとどまらない。若手を抜擢した新作「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」を成功させるなど、プロデューサーや演出家といった裏方でも手腕を発揮してきた。 歌舞伎の興行元の松竹は判決直後、猿之助の今後について「全く白紙の状態。歌舞伎界への貢献に照らせばぜひ支えたいが、本人と時間をかけて話し合い、進むべき道を共に模索していきたい」とコメントしているが、團子への演技指導も松竹の了解を得た上で行ったものだという。
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