「人は魅力的な食べ物の誘惑から逃れるためならいくらまで支払うのか?」を調べる実験が行われる

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目の前にあるおいしそうな食べ物の誘惑に勝てず、つい食べてしまった経験がある人は多いはず。甘いお菓子が子どもの自制心をテストするマシュマロ実験に用いられるように、食べ物への欲求と自制心の間には深い関係があります。そんな自制心と食べ物の関係を調べた研究により、「人は食べ物を我慢することをどのくらいのコストと考えるのか?」が確かめられました。

以前から、心理学の分野では「自制心を働かせるには多大な心理的努力が必要であり、誘惑に負けるのは自制心を働かせることのコストが我慢し続けるメリットを上回ったと認知されたから」という説が支持されてきました。しかし、この説は直感的な説明が論拠になっているケースがほとんどで、我慢をする上で負担となる精神的コストを定量化して実証するような手法はこれまでなかったとのこと。そのため、自制心や努力に関する研究の成果が健康政策に生かされないのが課題となっていました。

実験の結果、被験者からは「チョコレートブラウニーなどの魅力的な食べ物を30分間目の前にして我慢するくらいなら、10ドルを払う」との報告が得られました。また、被験者がストレスを感じている時や、魅力的な食べ物を食べないようにするための動機付けが与えられている時には、自制心のコストが増大することも分かりました。

 

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