この彼女が特別毒舌なのは事実なのだが、本作はこういうブラックな部分を含む作品で、いわゆるいつものほのぼのマリオとはちょっと毛色が異なるということだけは念頭に置いておいてほしいセクシー筆頭(?)クラウダさん。ムチムチな身体を使ったボディプレスの他、セクシーキッスなどの技も使いこなす
このように、これまでのまろやかな「マリオ」シリーズを想像しているとちょっと想像と違うということになるのだが、ブラックと言ってもあくまでクスっと笑える程度の内容だ。ただし小さな子供に遊ばせたいという時は、一応親御さんのほうでこういう作品であることは知っておきたいところである(なお、本作は「CERO B」である)。本作は、ステージ1から始まり、基本的に1ステージでスターストーンを手に入れたらクリアして次のステージへ……という流れになっている。今回、マリオの表立っての敵となるのはクッパではなく、「メガバッテン」という組織のバツガルフという人物だ。本作はなんだかんだとどこかブラックジョーク的な笑いがある作品なのだが、このバツガルフは非常に非情なキャラクター。冷酷で、ジョーク的な要素が一切ないので、こちらも「マリオ」シリーズの中ではなかなか異質なキャラクターとなっている。
とは言え、バツガルフの配下の者たちはなんだかんだとジョーク要素が練り込まれており、物語としてはシリアスなバツガルフとドタバタな配下たちと緩急がついているので、ずっとシリアスな物語でシリアスな気分のまま進んでいく、ということはない。闘技場のステージではとにかくひたすらバトルを勝ち抜いてチャンピオンを目指しつつ闘技場に隠された謎を探っていくことになるが、マリオの表情が無感情のように見えて愛らしさがあって、ブラックな環境をそうと感じさせない明るさがあるちなみに本作は2004年発売当初は「CERO A(全年齢対象)」だったのだが、今回のリファイン版は「CERO B(12才以上対象)」となっている。少々ブラックな要素があるためなのもレーティングが上がった要因の一部だと思うが、物語自体、小さな子供には少々理解しにくい複雑さがある。
特に謎解きは大人でもなかなか難しく(これはむしろ凝り固まった頭のせいかもしれないが……)、必要に応じて様々なアクションを駆使して進んでいく必要がある。それはマリオの持っている能力だったり、仲間の持っている能力だったりする。さらに仲間も7人まで増えていくので、その仲間の持つ能力を上手く切り替えて使用していかなければならない。チビヨッシーが仲間になると、離れた足場に飛び移ったり、マリオを乗せて素早く走ったりすることができるようになる 謎解きの詳細についてはネタバレになるので語れないが、筆者の頭ではなかなか解が出てこず、30分ウロウロしまくった場所などもあった(ちなみに基本的な攻略は2004年に発売されたオリジナル版から変わっていない。単純に思い出せなかっただけなのもあるのだが……)。ただ、謎解きについては「理不尽」と感じる場面はほぼなく、大体は発想力の問題だけである。そういう意味では、発想が柔軟な人にほど向いているタイトルだと言えるだろう。前述の通り、基本的な攻略はオリジナル版から変わっていないため、最悪攻略を見てしまうなんてこともできなくもないのだが、「自分の手で解き明かす楽しみ」はやはり任天堂のタイトルらしさがあり、できれば何十分迷っても自力で解にたどり着いてほしいところである。しかし中にはメモを取っておかなければ少々厳しい謎解きなどもある。そんな時はスクリーンショット保存機能も活用したい。基本は、マリオ+仲間ひとりのふたりで戦うことになり、一応レベルはあるもののレベルであがるのは、HPか、FP(フラワーポイント。一部の技を使うために必要)、BP(バッジポイント)の3つのうちいずれかを自分で選択してアップさせる
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