「ナトリウムイオン電池」は、EVの新たな動力源になるか

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理由のひとつとしてCATLの幹部が指摘するのは、ナトリウムイオン電池のほうがリチウムイオン電池よりも材料が安く、寒冷地での性能が高いという点だ。しかし、EV向けのバッテリーにナトリウムイオン電池を使用するというシステムは、1991年の段階では思いもよらなかった問題への対策でもある。

若手教授のメンがナトリウムの研究を始めたのは、自らをアピールする上でうってつけの風変わりなニッチ分野を探していたからだ。それと同時に、ナトリウムには電池の材料として可能性があると信じていたからでもある。「ナトリウムイオン電池の成功を阻んだ最大の障壁は、リチウムイオン電池が非常に成功したからです」と、メンは語る。 米国には、地球温暖化の緩和に役立つリチウムイオン電池の製造のために国内でもリチウムを採掘すべきとする考えと、リチウム鉱山周辺の自然環境を保護すべきとする考えがある。このため北米に埋蔵されているリチウムの採掘は、こうした環境論争に巻き込まれるかたちで進まず、米国ではEVのサプライチェーンの保全に関する懸念が高まっている。

カリフォルニア大学のメンによると、より多くの鉱床が開発されば、世界中のクルマすべてに動力を与えられるだけのリチウムが入手できるようになるという。だが、それでもクルマ以外で電動化が進んでいる製品すべてに必要な動力をまかなえるようになるわけではない。リチウムイオン電池は、主にマイクログリッドでの負荷を管理し、夜間に屋上の太陽光パネルが暗くなっているときに明かりを灯し続けるためにも用いられる。

 

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