手元にある「ソーサリアン」のパッケージを並べてみた。20世紀に日本ファルコムから発売されていたバージョンとしては、左からPC-8801mkIISR版、PC-88VAシリーズ版、PC-9801シリーズ版、X1Turboシリーズ版、そして後にリリースされたWindows版「ソーサリアンForever」と「ソーサリアンオリジナル」があった。PC向けとしてはほかに、ティールハートからリリースされたMSX2版と、シエラ・オンラインから登場したIBM PC/AT互換機版が存在している。ちょっと珍しいシエラ版は見つかったので、その写真も掲載しておいた。
オープニング直後に表示されるのは、この素っ気ないメニュー画面だけ。最初はよくわからずに“ぼうけんにでかける”を選んでもパーティを組めと言われ、そうしようとするとキャラクターがいないと怒られた……。もちろん、ちゃんとマニュアルを読めば、手順がしっかりと記載されているそこで、キャラメイク後には彼ら彼女たちをペンタウァで何らかの仕事に就かせ、時間を進めて経験値を溜めていき、成長させる必要があるのだ。これにより、働いた職業ごとに報酬をもらうことができるだけでなく、仕事に対応した各種パラメータが変化。結果、少しずつではあるがキャラクターが成長していくこととなる。こうして徐々に強い冒険者にしていくのが王道なのだが、短い間とはいえ手塩にかけて育て、愛着が湧いたキャラが死んでしまうというのは非常に忍びない。そんななか、とある手順を踏めば冒険中にHP0で死亡することはあるものの、どれだけ時間を進めても年を取らない・老衰で亡くなることはない“不老不死”のテクニックが見つかったことで安心して育てられるようになり、ずいぶんと喜んだものだ。
冒険中にもさまざまな敵が出現し、それらのすべてを倒すと若干の経験値が得られる。しかし、コストパフォーマンスを考えると積極的に戦う必要はなかったし、冒険中にはキャラクターが成長しないので、むしろ無理は禁物だった特に、ほとんどの人が最初にプレイしたであろうと思われるシナリオ「消えた王様の杖」は、わかりやすい流れに耳に残る印象深いBGMと、今でも皆の心に残り続けているのではないだろうか。 また本作は、“ソーサリアンシステム”という形を取っており、本編ではキャラクター育成のみを行ない、シナリオは別ディスクで読み込む形式を採用していた。今風に説明するのであれば、MMORPGのアペンドディスクのようなもの。 そんな冒険者・ソーサリアンたちは冒険中に武器を振って攻撃するだけでなく、魔法を使用することもできた。ところがこの魔法、太陽、水星、金星、月、火星、木星、土星の7要素を掛け合わせることで生み出せるのだが、そのパターン数が膨大なため、目的の魔法を作るには多大な苦労を要する。ちょっとした魔法であれば1要素2要素程度で済むのだが、強力なものを生み出そうとすると4、5要素が必要になってくるのだ。
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