「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャラクターになりきっている人の脳内では何が起きているのか?

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映画や小説などのフィクション作品に夢中になった経験がある人の中には、「つい作中のキャラクターから影響を受けてしまった」という人も多いはず。ファンタジー小説「氷と炎の歌」を原作とした人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のファンの脳をスキャンする研究により、架空のキャラクターになりきっている人の脳では、自分自身について考えるのと同じ部位が活発になっていることが判明しました。

という部位の働きを調べたところ、VMPFCの活動は「自分」「友人」「GOTの登場人物」を考えている時の順で活発になりました。また、事前のアンケートで「ついフィクション作品の登場人物になりきってしまう」と答えた被験者では、「GOTの登場人物」のことを考えている際のVMPFCの働きが、他の被験者より有意に高いことも判明しました。この傾向は、事前に行った別のアンケートで「最も親近感が湧く」と回答したGOTのキャラクターを考えている時に、特に顕著になりました。

この研究結果について、ブルーム氏は「好きな架空のキャラクターになりきっている人の脳では、自分自身について考えている時と同じ場所が使われていました」とコメント。また共著者のディラン・ワンガー助教授は、「一部の人にとって、フィクションは新しいアイデンティティを獲得し、自分とは異なる視点を通じて世界を見る機会となります。今回の研究では、『人々が物語のキャラクターの1人であるかのような体験をすると、そのキャラクターとの間につながりが生まれる』ということを、脳の働きから裏付けることができました」と述べました。

 

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