。28日に大阪市で開かれた同社の定時株主総会では、早期に原因究明を図るとする会社側に対し、株主から怒りや困惑の声が上がった。サプリ摂取との関連が疑われる死亡事例は4人に上ったが、同社の紅麹原料の流通先は多方面に及び、さらなる被害拡大が懸念される。
「対応が遅すぎる。ガバナンスや緊急時の対応が会社としてなっていない。経営陣は代わるべきだ」。総会後、報道陣の取材に応じた大阪府藤井寺市の男性(74)はこう憤りを示した。男性は、同社が問題について情報を公開した時期の遅れなどを批判した上で、「管理体制がなっていない。腎疾患との因果関係については9割以上『クロ』だと思う」と推察。「総会で業績予測について説明していたが、被害者への補償も終わっていないのに分かるのか」と非難した。 株主の兵庫県西宮市の男性(71)も、「サプリを摂取して入院患者が出ているなら、調査中と自己防衛するのではなく、もっと早く対応すべきだった」と話す。男性によると、総会では「小林製薬の製品が好きで株主になった。今後どうしていくのか」という出席者からの質問に、小林章浩社長が涙を流し、出席者から励ましの拍手が送られる場面もあったという。
しかし、男性は「私は社長の涙については冷めた目で見ていた。会社はもっと早く明確に対応策を打ち出せたと思う」と指摘。「今も迅速さに欠ける。これからもっと被害が広がるのでは、と心配している」と肩を落とした。会社の経営状況に不安を示す声も多く、大阪市城東区の男性(62)は「被害者に対して補償するといっていたが、費用の試算はしていないだろう。当面は余力もあるだろうが、やり切れるのか…」とつぶやいた。
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