今大会、大坂は4回戦で世界ランク50位のA・リスケ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下して2年連続2度目のベスト8進出。一方、コリンズは第8シードのO・ジャバー(チュニジア)を6-2, 6-4のストレートで破り、2018年以来4年ぶり2度目の準々決勝進出を果たした。 両者は3度目の顔合わせで大坂の2勝。直近では2019年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)3回戦で対戦しており、大坂は6-4, 6-2のストレートで勝利している。
1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝をおさめたコリンズに対して大坂は第1セット、第5ゲームでブレークチャンスを掴むとこれを決めて1ブレークアップとする。さらに第7ゲームでもブレークを奪い、先取する。 続く第2セットも大坂が主導権を握り、第3ゲームで先にブレークに成功する。ウイルス性の病気の後遺症で首に痛みを抱えているコリンズは、第3ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取り、首の治療を受ける。大坂の勢いは止まらず、6ゲームを連取して、WTA1000シリーズで自身5度目の4強入りを果たした。 大坂はWTA1000で自身4度目の決勝進出をかけて、準決勝では第22シードで東京五輪金のB・ベンチッチ(スイス)と対戦する。...
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