“取付費用”がかかるのはなぜ?「カーオーディオにまつわる“なぜ?”を解明!」Part3「スピーカー」編 その4 | Push on! Mycar-life

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“取付費用”がかかるのはなぜ?「カーオーディオにまつわる“なぜ?”を解明!」Part3「スピーカー」編 その4

なお「インナーバッフル」を用いずに、市販スピーカーをドアの鉄板に直付けするのはNGだ。もっとも、ドアに開けられている純正スピーカーの取り付け用のネジ穴とスピーカーのフレームに設けられているネジ穴の位置が一致することはほぼないので、直付けはそもそもし難い。鉄板にネジ穴を開ける必要性が生じるからだ。

しかし仮にネジ穴を開けられたとしても、ドア内部の鉄板は強度が低いので、スピーカーの足場が安定しない。結果、踏ん張りが効かずスピーカーの振動板を動かそうとする力をロスしてしまう。また、スピーカーの振動板が動くことで発生する振動が鉄板にダイレクトに伝わってしまうので、鉄板が共振しやすくなる。これも上手くない。さらには鉄板に直付けすると、スピーカーの奥側が窓ガラスに干渉する確立が高くなる。 でも「インナーバッフル」を用いれば、スピーカーの足場が安定しスピーカーの振動板を動かそうとする力をロスしにくくなる。そしてドアの共振を抑制する効果も発揮する。また、スピーカーをある程度立ち上げられるので、窓ガラスとの干渉も防げる。なお「インナーバッフル」には選択肢がいくつかある。まず、コストを抑えようと思ったら市販品が向いている。各社から車体メーカーごとで汎用の「インナーバッフル」が売られているので、愛車に適合するものを選べば使用が可能だ。

とはいえより良いものを使いたいと思うのなら、「カーオーディオ・プロショップ」にてワンオフしてもらったものがお薦めだ。ワンオフすれば、装着するクルマに対してそして使用するスピーカーに対してベストな大きさや厚みが確保されたものを用意できる。結果、より良好なコンディションでスピーカーを取り付けられるのだ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集者としてキャリアを積む。カー雑誌、インテリア雑誌、そしてカーオーディオ専門誌の編集長を歴任した後、約20年間務めた会社を退職しフリーに。カーオーディオ、カーナビ、その他カーエレクトロニクス関連を中心に幅広く執筆活動を展開中。ライフワークとして音楽活動にも取り組んでいる。

 

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