このライブは2020年1月に豊洲PITで初の全体ライブ《hololive 1st fes.『ノンストップ・ストーリー』》や、2020年12月に開催された《hololive 2nd fes. Beyond the Stage Supported By Bushiroad》に続くグループにとって3度目の全体ライブ。また、初の試みとして有観客での「全編AR演出」+「生バンド演奏」が行なわれ、ホロライブインドネシア(以下、ホロライブID)/ホロライブEnglish(以下、ホロライブEN)の面々も初参加した。
ホロライブJPメンバー全員によるホロライブ初の全体曲「Shiny Smily Story」のパフォーマンスではじまった前日のDAY1に対して、DAY2はもうひとつの人気オリジナル全体曲「キラメキライダー☆」でスタート。出演ホロライブJPメンバー全員がステージに登場して声を合わせて歌い、ステージ前方では火花も吹き上がるなど早速会場のボルテージがピークに達した。和をモチーフにした映像や3人のファンマークが表示されるスクリーンをバックに「昨日に負けないくらい盛り上がっていくよー!」と伝えると、ステージ中央にぎゅっと集まったり、観客の近くに向かって踊ったりと会場を盛り上げた。イントロが鳴った瞬間に会場の熱気が増し、紫一色になった観客のペンライトを受けつつ、ブラスが印象的なリズミカルな楽曲を歌唱。最後は「みんな来てくれてありがとう!まだまだ盛り上がっていくよー!」と伝えると、会場から拍手が起きた。
夜空メル&癒月ちょこのユニット・メルキスが歌ったのは、3周年記念ライブで初披露されたユニットのオリジナル曲「ChocoMelty」。イントロで「うーよっしゃいくぞー!!」と観客を盛り上げると、舞い上がる大量のハートや綺麗にシンクロする細かいステップなどが目を惹く、キュートさ&セクシーさをあわせ持つ2人らしいパフォーマンスを見せた。 ホロライブの楽曲には様々な種類があり、メンバーごとに理想のアイドルの形がある。この世界には存在しない言語で歌う1期生・アキ・ローゼンタールの「シャルイース」は、まさにその代表例。「大切な歌を、異世界から君に届けます」と伝えてアカペラで歌いはじめると、バレエとベリーダンスを合わせたようなダンスも加えて幻想的な世界観を生み出した。
ライブは徐々に終盤に差し掛かり、3期生の不知火フレアが登場。3期生きってのライブパフォーマンスを見せてくれるメンバーとして知られる彼女だが、この日は堀江晶太のボカロP名義にあたるkemuの楽曲「地球最後の告白を」をカバー。夕暮れに花びらが舞う演出などに乗せて、しなやか&柔らかな歌声を生かした情感たっぷりの歌を披露した。 2日間続いた3rd fes.も遂にラストスパート。2期生の湊あくあが登場すると、自身のこれまでの歩みを歌にした40mPによるオリジナル曲「海想列車」のイントロがはじまり、会場は一気にエモーショナルな雰囲気に。
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