守備の安定が結果に結びついている。U-16 日本代表 は、「U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」初戦でU-16ウクライナ代表に6-0で快勝。被シュートゼロ、無失点で初戦を終えた。は、「チームとしてゼロで抑えるっていうのが目標でしたし、最悪1点で抑えようとっていう感じだったので、今日の試合は得点もいっぱい取れて、ゼロで抑えて、とても良かったと思います」と頷いた。
4連覇を狙う大会を完封発進したU-16日本代表だが、当初は失点が重なっていた。今年2月のポルトガル遠征3試合で11失点。同2月末からのトルコ遠征でも3試合で9失点している。多くの選手が試されている状況だったことは確かだが、クロスやロングボールの対応がこの世代でも課題に。不安定な守備が影響して対外試合で6連敗を喫していた。監督は「課題として出た2大会に比べて、フランスではそれをかなり意識して対応したのと、トレーニングして来てくれたところがあって、失点自体はだいぶ減りました。粘り強い守備、組織の守備は伝統っていうか、我々の武器だから。これも実際、身につけつつある」と説明する。 横井も「クロスの守備としては、昨日練習でもやりましたし、あとはチームに帰ってからも自分でそういうところを意識してやれっていうことを監督、コーチが言ってくれているので、チームとしても、個人としても成長に繋がっているかなと思います」とコメント。その成長を「U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」残り2試合でも示す。
186cm、76kgの大型CB横井はこの日、キャプテンマークを巻いて先発。「前のトルコ遠征でちょっと怪我してしまって、そういう悔しさもあって監督がキャプテンに選んでくれたんですけど。怪我しないことが前提ですけど、それに対して自分がどういう気持ちで臨むかって監督にアピールできたかなと思いますし、リーダーシップを持って周りを動かしてみたいな感じで、こういう勝利に繋げていけたら嬉しいです」。怪我でプレーできなくても、チームのためにできることを全力。その横井はこの日のように、チームを勝利へ導くことを目指していく。 横井は昨年のクラブユース日本一、G大阪ユースでラインコントロールなどを表現し、早くも先発に定着している。「最初は出れなかったですけど、チャンスを掴んだって感じで。自分が出たいという意欲を監督にもアピールできてるかなと思いますし、あとはチームのやりたいことを自分としても、チームとしても取り組むことで、僕も出させてもらってるかなと思います」と自己分析。期待の長身DFは3年生の中でも活躍を続け、年代別日本代表で欠かせない存在、リーダーになる。
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