キャラクター衣装の模倣により放送延期となっていたTVアニメ「東京BABYLON 2021」についてTOKYO BABYLON 2021 PROJECTは29日、「現制作会社との信頼関係の欠如により制作続行は不可能」と判断したとして制作中止を発表した。
「東京BABYLON 2021」公式サイトは29日、アニメーション制作会社による模倣盗用に関する「重要なお知らせ」を掲載。「【東京BABYLON 2021】プロジェクトは制作中止とさせて頂きます」と発表した。中止の理由については、「製作委員会内で協議を重ねました結果、現制作会社との信頼関係の欠如により制作続行は不可能と判断」と説明。今後、「CLAMP先生、製作委員会にて協議の上、全く新たな制作体制で再出発」するとしている。 製作委員会では、問題発覚後「コンプライアンスを順守し二度と同様の事態を発生させないように、委員会として全てのプロダクトの見直し」を実施。その結果、「残念ながらご指摘を受けましたキャラクターの衣装設定2点以外にも、多数の模倣盗用」があると判明したとしてる。あわせて、制作会社に対する管理不足もあったとして「製作委員会一同、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
TVアニメ「東京BABYLON2021」製作中止を受け、ヤングエースの公式Twitterも同時に更新。「楽しみにしていたファンの皆様に、少しでも何かをお届けしたいというCLMAP先生のご意向」があったとして、「原作『東京BABYLON』新装版発売」が決定したことを告知した。CLMAPのTwitterでは、新装版について「カバーイラストをCLAMPが新たに描き下ろします」とお知らせ。発売日などの詳細が決まり次第発表するとしている。
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