2台のトヨタGR010 HYBRIDや歴代のル・マン参戦車両が描かれたキービジュアルを公開するとともに、今年100周年という記念すべき節目を迎えるル・マン24時間レースで、2018年から5連覇を達成してきた5台の優勝車両が初めてサルト・サーキットに会した記念写真に加え、レースウィーク中に開催されるイベントについて公開している。ACOからの働きかけに応じ、100周年という記念すべき節目を迎えるル・マン24時間レースの地に、これまでル・マン24時間レースで優勝した車両が集結。TGRでは、これまでル・マン24時間レースで優勝した「TS050 HYBRID（2018年優勝車両）」「GR010 HYBRID（2021年優勝車両）」を開発拠点であるTOYOTA GAZOO Racing Europeで、「TS050 HYBRID（2019年優勝車両）」「GR010 HYBRID（2022年優勝車両）」をトヨタ自動車社内で、それぞれ優勝当時の状態のまま保管・展示している。また、「TS050...
5台の優勝車両は、6月1日～7月2日にル・マン博物館にて展示される。また、2018年と2022年の優勝車両は、6月10日に開催されるセンテナリーパレードで、13.626kmのサーキットをアレックス・ブルツ氏と中嶋一貴氏の2名の優勝ドライバーがドライブする。 また、レース本番に先駆け、6月10日12時20分（予定）からサルト・サーキットにおいて、2022年までスーパー耐久シリーズでROOKIE Racingが駆り、モータースポーツを起点としたもっといいクルマ作りのために鍛えてきた水素エンジン車両「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」のデモンストレーション走行を実施。カーボンニュートラル（CN）社会実現に向けた選択肢の1つである水素エンジンの可能性を伝える。レースウィーク中、サルト・サーキット内のManufacturers' Villageおよび、ACO Fan Zoneにおいて、100年にわたるル・マン24時間耐久レースの歴史の中で、トヨタが日本や海外のライバルチームとの闘いを通じて、その車両技術を切磋琢磨し、鍛え上げてきた歩みを振り返り、将来のCN社会実現に向けたさまざまな挑戦について紹介する展示を実施。
日本政府観光局（JNTO）および、1991年に日本の自動車メーカーとして初めてル・マン24時間レース総合優勝を飾ったマツダとともに、訪日インバウンド観光促進ならびに、日本のCN社会実現へ向けた技術開発の取り組みを紹介するテーマ展示「Japan Endless Discovery」では、モータースポーツ参戦における数々の挑戦で鍛え上げられてきた車両技術を搭載したコンセプトカーの展示を行なう。レースウィーク中には速報リポートなどをTwitterと連動して配信。2023年に100周年という大きな節目を迎えるル・マン24時間レースで、6連覇を目指すTGRの戦いの様子をリアルタイムに伝えていく。
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