最初の起点は「社内啓発」。全社でアクセシビリティへの意識を持ち、組織として「アクセシビリティとは何か」を理解・評価する仕組みが作られる。さらにプロダクトの開発プロセス内に「改善する仕組み」を入れ、品質ガイドラインが遵守されているかをチェックするプロセスが発生する。次に「社外発信」でガイドライン策定や、導入製品に関する情報を社外に公開する。最後が「マーケ・サクセス」だ。各社とも現在は社内啓発は堅調で、研修や勉強会を通じて「アクセシビリティとは何か」を浸透させようと取り組んでいるようだ。プロダクト開発現場での取り組みに関しても、ガイドライン策定や改善策のレビューなど具体策を持って進められていた。■声を上げられる場、受け止める場があるか
アクセシビリティへの意識が高いクライアントへいかにリーチしていくか。そうした「マーケ・サクセス」に対する課題に効果的な一例に「事例の発信」が挙げられていた。SmartHRでは積極的に導入事例を社外に発信することで、社内の認知度が急上昇。特にセールスにとっては具体的な提案先がイメージでき、モチベーションを高める効果もあったと言う。では、成果を出すためにどのような点に苦労し、どのような変化が起こったのだろうか。初期の段階では各社とも「社内啓発」に苦労していると言う。一方で成果を出せば、そうした社内啓発の苦労が一気に身を結んでいく。サイボウズやfreeeではそうした変化が目に見えて起きていたと言う。 アクセシビリティがコーポレートブランドや人材採用に影響を与えるケースは今後増えていくかもしれない。他部門と連携したブランディング戦略はメリットに直結しやすく、アクセシビリティを広げていくための新たな視点を与えてくれるだろう。アクセシビリティとデザインを切り離して考えず、デザインの一部として認知する。そのためにも「社内啓発」を地道に進め、認知を浸透させていくことが求められている。今後も各社ともアクセシビリティ推進に尽力していくと言う。
Techable テッカブル テクノロジー ソーシャルメディア スタートアップベンチャー ニュース
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: TechableJp - 🏆 84. / 51 続きを読む »
ソース: TechableJp - 🏆 84. / 51 続きを読む »
ソース: TechableJp - 🏆 84. / 51 続きを読む »
ソース: TechableJp - 🏆 84. / 51 続きを読む »
ソース: TechableJp - 🏆 84. / 51 続きを読む »
ソース: TechableJp - 🏆 84. / 51 続きを読む »