Spotifyが15年で音楽業界を根本的に変えた15のことまとめ

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レコードやCD・MDという媒体を経て、2021年の音楽業界の主流はストリーミングへと移っています。ストリーミングサービスで音楽業界を一変させたスウェーデンを拠点とするSpotifyの15周年を記念して、Varietyが「いかにSpotifyが音楽業界を変えてきたのか」を振り返っています。

◆02:音楽の脱・ジェントリフィケーションCDが主流だった時代、好きな音楽を聞くためには、全ての曲が自分好みかわからないにもかかわらず、数千円のアルバムを購入する必要がありました。しかしサブスクリプションサービスが浸透するにつれ、月に10ドルを支払うだけで制限なくさまざまなアーティストやジャンルの音楽を聞くことが可能になりました。これにより、ジャンルを超えた音楽の融合が起こり、また一般の人々が1つのカテゴリに固定されずさまざまな音楽を好むようになったと考えられています。Spotifyには、無料でサービスを利用する替わりに広告が表示される「無料視聴層」が存在します。無料でサービスを提供することには当初から批判があったそうですが、Spotifyのダニエル・エクCEOはこの無料視聴層のおかげで「お金を支払う顧客に有益なサービスが提供できる」と考えました。

実際に、この無料視聴層は市場調査に役立つとのこと。たとえば無料視聴層がいくつもの「バーベキューがテーマのプレイリスト」を作成していたことがあるそうですが、Spotifyはこのようなプレイリストの分析を行うことで「顧客が特定の状況にあわせて欲しい音楽はどのようなものか」を突き止めることが可能になったとのこと。無料視聴層からの広告収入はSpotify全体収益のわずか9%ほどですが、会社のビジネス全体から見ると重要な役割を担っているとのことです。ストリーミングが主流になる以前に、「自動再生」という概念は存在しませんでした。CDなどの媒体では音楽が流れる順序は決まっていたためです。iTunesではある程度の機能が実現しましたが、「ユーザーが音楽の購入を完了させて作成するライブラリ内の音楽」という制限がありました。

一方でSpotifyを始めとするストリーミングサービスでは、1つのプレイリストが終わると、アルゴリズムによって別のプレイリストが提案され、視聴者がさらに多くの音楽にアクセスできるようになりました。このような意味合いで、Spotifyは自動再生を普及させた最初のストリーミングサービスとみなされています。iPodやiTunesの発表によりAppleはデジタル音楽の市場を支配し、2009年には音楽のデジタル販売の69%を独占したといわれています。しかし2016年にはストリーミングサービス収益がデジタルダウンロードの収益を抜き、Appleの独占が終わりを迎えます。

 

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