ローム株式会社(本社:京都市)は、回路シミュレータであるLTspice®向けSPICEモデルのラインアップを拡充しました。LTspice®は回路図キャプチャや波形ビューア機能も備えており、設計通りの動作が実現できているか事前に確認・検証することができます。ロームはこれまでバイポーラトランジスタ、ダイオード、MOSFETのLTspiceモデル提供を行ってきましたが、今回新たにSiCパワーデバイス、IGBTなどを追加したことで、3,500種を超えるディスクリート製品のLTspice®モデルを各製品ページからダウンロードできるようになりました。これにより、ローム公式Webの掲載製品に対するLTspice®モデルの掲載カバー率は80%を超え、パワーデバイスなどのディスクリート製品を組み込んだ回路シミュレータによる設計の利便性向上に貢献します。
また、製品ページ以外にもシミュレーションモデルを一覧にした「デザインモデル」をローム公式Webで10月より公開しており、さまざまなモデルをすぐにダウンロード可能です。ライブラリの追加やシンボル(回路図記号)の作成方法などを記したドキュメントなども併せて掲載しており、スムーズな回路作成、シミュレーション実行に貢献します。 今後もロームは、各種シミュレータに対応するモデルの拡充を進めるほか、公開中の「ROHM Solution Simulator」など、顧客ニーズを満たすWebツール、コンテンツを提供することで、回路設計における課題解決に貢献していきます。 近年、回路設計において回路シミュレーションを利用される機会が増加し、さまざまなツールが活用されています。その中でも、LTspice®は代表的な回路シミュレーションツールの一つで、学生から企業のエンジニアまで、幅広いユーザーに使用されています。これら数多くのユーザーをサポートするため、ディスクリート製品のLTspice®向けモデル提供を拡充しました。
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