22日朝から、広い範囲で雨となった新潟県。週末に向け、除雪作業を請け負っている建設会社には、依頼が急増しています。魚沼市内にある一人暮らしの高齢者の自宅に向かいました。雪下ろし作業は5人1組で行います。30分ほどで、下ろし終わりました。一方で、まったく雪下ろしができていない住宅もあります。妻と二人暮らしだという星さん(74)。
星幸平さん:「お正月に孫たちが来る。屋根の雪下ろしをすると(地面が雪で)いっぱいになる。(Q.屋根の雪下ろしはどうする)業者さんに頼んだけど、月曜日まで来られないと。それまで待っている。今まで自分で掘ってたけど、年だし。上がると危ないから業者さんに頼むようにした」星幸平さん:「魚沼でも10軒ほど停電してるそうだが、めったに停電はない。雪で停電はあまり聞かない。(Q.今週末、また大雪予想だが)もう、なるようにしかならないね」22日は、寒気の影響で、西日本でも広い範囲で雪となりました。九州では、24日にかけ、平地でも大雪となる恐れがあります。広島県の北東部に位置する庄原市では、平年に比べ4.4倍となる67センチ(午後9時現在)の雪が積もりました。国土交通省の担当者:「この先の峠に至っては、積雪が多くてノーマルタイヤで走行しようとすれば、立ち往生する可能性がすごく高いと思いますので、スタック車両が出ないように指導したいと思っています」
23日から、新潟県、富山県、石川県で、大雪の可能性があるとして、国土交通省や気象台などが共同会見を開き、緊急発表を出しました。また、国土交通省は、大雪に備え、立ち往生などが発生した新潟県内の12の区間で、予防的に通行止めを行う可能性があるとしています。
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