こう強調しました。
岸田総理:「“インドも参加”する形で、ウクライナでの悲惨な紛争について懸念を表明し、法の支配や主権および領土一体性などの諸原則は、いかなる地域においても守らなければならない、こうしたことを確認しました」インド、モディ首相:「私たちは民主主義、自由、法の支配の価値観を共有しています。この枠組みが継続的にますます強く、効果的になっていると感じています」 QUADは、民主主義という“共通の価値観”をもつ4カ国が“共通の課題”に連携して対応していくための枠組みです。4カ国共通の課題は、海洋進出を進める中国。インドも国境紛争をかかえ、当事国ではありますが、他の3カ国とは事情が違います。インド、モディ首相(2015年):「中国とインドはともに問題を解決するだけでなく、世界的な問題の解決の手助けができる」日本政府関係者:「ロシアと深い関係を続けていても良いことがないというのは、インドも分かっている。その時に我々(日米豪)がいると伝えておくだけでも大きな意味がある」インド外交に詳しい防衛大学校、伊藤融教授:「『もし中国が我々インドに対して軍事攻勢を仕掛けてくるのであれば、もっと我々はQUADの連携を強めるかもしれないぞ』と見せることで、中国から譲歩を引き出す思惑もある。QUADを一つのカードとして、インドは外交上使っている。インドは冷戦時代に、ソ連とアメリカの軍事ブロックのどちらにも入らない“非同盟”のポジションを取ってきた。自分たちの独立、国家として自立性を維持するための戦略。しかしながら、QUADという緩やかな形での枠組み、連携を政治・経済・
中国にとって捨て置ける話ではありません。先週、QUADに先んじるかのように、中国・ロシア・インドなどによる枠組みBRICS(ブリックス)の外相会議を開催。加盟国をさらに増やしていくという共同声明も出されました。千々岩森生中国総局長:「王毅外相の8カ国歴訪は、QUADへの対抗策。中国政府内でよく聞くキーワードが“アジア版NATO”。中国はインド太平洋地域でNATOのような枠組みが作られて“中国包囲網”が構築されないか神経をとがらせている。また、インドは中国にとっても難敵。中国はQUADへのインドの参加を苦々しく思いつつも、それでも強い批判は避けて、インドへの気遣いすら感じられる」
無理矢理言わせた感
インドはいずれ裏切りそう
日本が、ウクライナのような役回りを負わされるんじゃないかと、心配してくれているのだろう。
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