センサー(実は47%大きくなっている)自体を、X軸Y軸に動かすことで、鮮明な描写を保ったまま、縦横さまざまな手ぶれに対応するといいます。自動車に乗りながら、並走する馬をなめらかに捉えることも可能だといいます。デジタル処理というよりも力技。ソフトウェアの機能向上で夜間での撮影クオリティをあげたり、HDRのレベルを押し上げつつ、センサーサイズを大きくしたり、光学手ぶれ補正を搭載したり物理的な面でのアプローチを両立させたiPhone 12 Pro。
Appleは、2018年のiPhone XS発表時でも「一眼レフカメラの再現を求め、社内では溢れるほどのカメラを研究している」と言っていましたが、スマホという小さなデバイスで、常に一眼レフカメラを追い求めているのがわかります。 iPhone 12 Proシリーズは、ソフトウェアでベーシックなニーズを堅牢に固めた上に、さらにプラスしてハードウェア屋としての挑戦を載せたデバイスです。これもAppleがよく言っていることですが、クリエイターの表現の可能性を増やしたい。そのために力技を盛り込んでいるのです。iPhone 12シリーズはiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxとこれまで最多の4つの展開となりました。さらに今年4月には手頃な価格のiPhone SE 第2世代が発売されたばかりです。何種類もの機種が混在するライナップを見て、シンプルさがないと思う人もいるでしょう。でも、iPhoneが発売されて12年が経った今、老若男女が使う存在になったことをAppleに忘れて欲しくはありません。
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