NY商品、原油反発 米金融引き締めへの懸念後退で 金は反発

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【NQNニューヨーク=川上純平】2日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4営業日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比2.02ドル(2.5%)高の1バレル82.46ドルで取引を終えた。同日発表の経済指標が賃金インフレの鈍化を示し、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が薄れた。米景気が大きく悪

2日発表の7~9月期の米労働生産性(速報値)で企業の賃金負担を示す単位労働コストは前期比年率で0.8%低下した。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.7%上昇)に反してマイナスとなり、賃金の上昇圧力が和らいだと受け止められた。同日発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったこともあり、労働需給が緩和しているとの見方が出た。

FRBは1日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置いた。パウエル議長は今後の政策決定について、不確実性やリスクを踏まえ「注意深く進める」と述べた。次回12月会合でも利上げを見送るとの見方が強まっている。 外国為替市場ではドルが主要通貨に対して下落し、ドル建てで取引される原油先物の割安感が意識された。ロイター通信によれば、イスラエルのネタニヤフ首相はイスラム組織ハマスへの攻撃で「すばらしい成功」を収めたと述べた。地政学リスクの高まりに対する警戒感も引き続き原油相場を支えた。 ニューヨーク金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比6.0ドル(0.3%)高の1トロイオンス1993.5ドルで取引を終えた。米長期金利が低下し、金利の付かない資産である金の先物の投資妙味が増すとみた買いが入った。

 

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