16日に発表された中国の工業生産高や小売売上高が市場予想に届かなかった。新型コロナウイルスのインド型（デルタ型）の感染拡大が続いており、世界景気の回復が鈍るとの懸念が広がった。米長期金利が低下したことも市場心理を冷やし、ダウ平均は朝方に一時280ドル超下げた。
売り一巡後は下げ渋り、午後に上げに転じた。医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどヘルスケア関連への買いが目立った。今週決算発表を予定する小売りのウォルマートやホームセンターのホーム・デポも上昇し、ダウ平均を支えた。スマートフォンのアップルも高い。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比29.136ポイント安の1万4793.762（速報値）で終えた。電気自動車のテスラが4%強下げ、アドバンスト・マイクロ・デバイス（AMD）など半導体株の一角も売られた。
コロナ患者数、先行指数なら三倍になるんじゃないの？🙄
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