【NQNニューヨーク=古江敦子】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比104ドル41セント安の3万3066ドル96セント(速報値)で終えた。前日まで連日で過去最高値を更新しており、高値警戒感から目先の利益を確定する売りが優勢だった。米長期金利が一時、1年2カ月ぶりの水準に上昇し、割高感が警戒されやすい高PER(株価収益率)の主力ハイテク株が売られた。
バイデン米大統領は31日にインフラ投資を中心とした新たな経済対策を発表する予定。米景気の回復ペースが速まるとの見方がある一方、国債増発の懸念から米長期金利が朝方に一時1・77%と昨年1月以来の高水準を付けた。ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが下げ、ダウ平均の重荷となった。ダウ平均の構成銘柄以外ではネット通販のアマゾン・ドット・コムやSNS(交流サイト)のフェイスブックが下げた。 指数の下値は堅かった。米調査会社カンファレンス・ボードが30日発表した3月の消費者信頼感指数は前月から急上昇し、新型コロナウイルスの感染が広がり始めた昨年3月以来1年ぶりの高水準だった。ワクチン普及に伴う景気回復期待から、建機のキャタピラーや化学のダウなど景気敏感株の一角に買いが入った。長期金利の上昇による利ざや拡大への期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も上昇した。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
NYダウ反落123ドル安 景気敏感株に利益確定売り【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前週末比123ドル04セント安の3万4077ドル63セント(速報値)で終えた。ダウ平均は前週に連日で過去最高値を更新しており、最近上昇が目立っていた消費関連など景気敏感株が売られた。米長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)のハイテク株の一角も売られた。景気敏感株では航空機のボーイングやスポーツ用品 SP500は7%下げると見た! 日本株、欲しい銘柄100株1万円越えでは早々に買えない。ギャンブル、博打イメージ払拭を!
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »
ソース: 読売新聞オンライン - 🏆 19. / 63 続きを読む »
NYダウ反落、61ドル安 原材料高で消費関連株に売り【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比61ドル92セント安の3万3981ドル57セント(速報値)で終えた。商品価格の上昇を背景に消費関連株の一角が売られた。半面、今週に決算発表を控える主力ハイテク株には先回りの買いが入り、相場を下支えした。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は2カ月半ぶりに過去最高値を更新した。ダウ平均の構成銘柄では日
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »
NYダウ反落、96ドル安 ワクチン期待で消費株は堅調【NQNニューヨーク=岩本貴子】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落した。前日比96ドル95セント(0.3%)安の3万3430ドル24セントで終えた。前日に好調な米経済指標を支えに1週間ぶりに過去最高値を更新しており、直近に上昇が目立っていた銘柄に短期的な利益確定売りが出た。ただ、新型コロナワクチンの普及による経済再開の期待は根強く、下値は堅かった。前日に大きく上昇したド
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »