NPT再検討会議が開幕へ ウクライナ侵攻、核軍縮に影

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【ニューヨーク=白岩ひおな】7年ぶりとなる核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が8月1日、米ニューヨークの国連本部で開幕する。米ロなど核保有5カ国を含む枠組みを点検し、核軍縮や核不拡散の目標や行動計画を盛り込む最終文書の採択をめざす。ウクライナに侵攻するロシアが核使用の脅しに出るなか、議論の難航も予想される。木原誠二官房副長官は29日の記者会見で、岸田文雄首相が31日から米ニューヨークを訪問し

【ニューヨーク=白岩ひおな】7年ぶりとなる核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が8月1日、米ニューヨークの国連本部で開幕する。米ロなど核保有5カ国を含む枠組みを点検し、核軍縮や核不拡散の目標や行動計画を盛り込む最終文書の採択をめざす。ウクライナに侵攻するロシアが核使用の脅しに出るなか、議論の難航も予想される。NPTは冷戦下の1970年に発効し、191カ国・地域が参加している。米国、ロシア、英国、フランス、中国の5カ国に核兵器の保有を認める一方で核軍縮をめぐる誠実な交渉を義務付け、他の締約国には核兵器の開発や取得を禁じる。1~4日には各国の首脳や外相らが演説する。最終文書の採択に向け、8月26日までの会期中に①核軍縮②核不拡散③原子力の平和利用――の3テーマを議論する。核保有国や米国の「核の傘」に頼る日本などは参加しておらず、日本は核保有国を含むNPTを重視する。同条約を主導したオーストリアやメキシコなどは核軍縮の具体的な進展へ圧力をかける。ウクライナ侵攻は安全保障環境をめぐる緊張を高めた。ロシアは次世代の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行うなど核の脅しを続けている。

【ニューヨーク=白岩ひおな】7年ぶりとなる核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が8月1日、米ニューヨークの国連本部で開幕する。米ロなど核保有5カ国を含む枠組みを点検し、核軍縮や核不拡散の目標や行動計画を盛り込む最終文書の採択をめざす。ウクライナに侵攻するロシアが核使用の脅しに出るなか、議論の難航も予想される。NPTは冷戦下の1970年に発効し、191カ国・地域が参加している。米国、ロシア、英国、フランス、中国の5カ国に核兵器の保有を認める一方で核軍縮をめぐる誠実な交渉を義務付け、他の締約国には核兵器の開発や取得を禁じる。1~4日には各国の首脳や外相らが演説する。最終文書の採択に向け、8月26日までの会期中に①核軍縮②核不拡散③原子力の平和利用――の3テーマを議論する。核保有国や米国の「核の傘」に頼る日本などは参加しておらず、日本は核保有国を含むNPTを重視する。同条約を主導したオーストリアやメキシコなどは核軍縮の具体的な進展へ圧力をかける。ウクライナ侵攻は安全保障環境をめぐる緊張を高めた。ロシアは次世代の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行うなど核の脅しを続けている。

 

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【速報】南部オデッサにミサイル攻撃 ウクライナ侵攻ウクライナ軍は26日、南部オデッサ州の黒海沿岸の集落を含む地域に計13回のミサイル攻撃があったと発表した。ウクライナとロシアは22日、ウクライナ産穀物の輸出再開で合意したが、ロシア軍は23日に積み出し拠点となるオデッサの港をミサイルで攻撃。ロシア側は「軍事施設を狙った」と正当化した。 穀物輸出の安全性を保証してもう3日も経過するのにまだ港への攻撃をしているのか。嘘つき国家とはもうどんな話し合いをしても無駄だな。
ソース: kyodo_official - 🏆 129. / 51 続きを読む »