そのNECPCが新たに送り出したハイエンドタブレットが、14.5型の「LAVIE Tab T14」と、8.8型の「LAVIE Tab T9」だ。どちらもディスプレイにはコントラスト比が高く、発色のいい有機ELを採用。ペン入力にも対応する。前者はプロセッサにMediaTekの「MediaTek Dimensity 9000」、後者はクQualcommの「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用し、ハイエンドにふさわしい処理能力も備える。NEC Directでの価格(税込み)は、T14が14万2788円から、T9が9万8780円から。
一方で、Androidタブレットはどちらかといえば、低価格帯から中価格帯の製品が中心。ハイエンドタブレットは、市場の空白地帯になっている。では、なぜNECPCはこの分野に新製品を投入しようと考えたのか。2機種との特徴ととともに、その狙いを語ってもらった。インタビューには、レノボ・ジャパンのコンシューマー事業本部 営業戦略部 マネージャーの中津留隆氏と、NECパーソナルコンピュータの商品企画本部 Tablet & Smart Device Groupの堀川広行氏、NECパーソナルコンピュータ 商品企画本部・ソリューション企画Gの石田陽一氏が応じている。中津留氏 弊社の中で調査を行いましたが、タブレットでゲームをしたいというニーズは確かにあります。私の推測も入ってしまいますが、スマホは画面が小さいので、もう少し画面が大きい方がいいと思われている方がいるのではないでしょうか。ゲームニーズがあることは、つかんでいました。堀川氏...
中津留氏 T9は初めてのポジショニングの商品だったので、「こういうのが欲しかった」という声は多かったですね。この価格帯のモデルとしてはですが、十分売れていて、結果的に受けは良かったと思っています。量販店にご説明に行った際にも、確かに高いという声はありましたが、コンセプトはきちんと評価いただけています。堀川氏 描画性能はなるべく向上させたいと思っています。「CLIP STUDIO PAINT」のセルシスさんには事前に端末をお出しして、検証していただくといったこともやり、描画性能の向上に取り組みました。月並みではありますが、こだわったのは4096段階の筆圧検知やチルトセンサーで、パームリジェクションも当然サポートしています。独自機能という観点では、Bluetoothのインタフェースでボタンを付け、各種リモコン操作などに使えるようにしています。ロストアラーム機能も入れ、非接触充電対応にもこだわりました。——...
タブレット市場を見ると、確かにAndroidはミドルレンジモデルが増えている一方で、LAVIE Tab T14/T9のようなハイエンドモデルの数はまだまだ少ない。NECPCとしては、ここにチャンスがあると見たようだ。ゲームを除くコンテンツを消費するだけであればミドルレンジモデルでも十分だが、イラストや動画といったコンテンツ制作にはどうしてもスペックが必要になる。
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