セッションにはいろいろな国のプロデューサーも参加しました。ニューヨークのフランキー・ソカや、アメリカ出身でベルリン在住のクリスティン・ボーガン、イギリスのモンローです。かれらと何曲もつくりました。初対面の人々、そして親友たちと。はい、そもそもどうやってわたしのことを知ったかもわからないですからね。K-POPという巨大なスケールの音楽業界と比べると、わたしたちって本当に小さな存在ですから。よりによって、コペンハーゲンでセッションだなんて、本当に不思議です(笑)。とても素敵な経験でしたよ。NewJeansのプロデューサーチームが最初に訊いてきたのが、「K-POPをよく聴きますか?」というものでした。それを聞いて身が縮んだのですが、正直に答えました。「あまりそのジャンルを開拓していなくて……」と。すると「よかった、わたしたちは新しいものを求めているんです。フレッシュなものがほしくて」と言ってくれて、安心したのを覚えています。NewJeansのチームは、わたしたちが作ったデモに、なにも手を加えずにリリースしたのです。なにか機械に通して、サウンドを加工するのかなと思っていたのですが、音もメロディ
セッションにはいろいろな国のプロデューサーも参加しました。ニューヨークのフランキー・ソカや、アメリカ出身でベルリン在住のクリスティン・ボーガン、イギリスのモンローです。かれらと何曲もつくりました。初対面の人々、そして親友たちと。はい、そもそもどうやってわたしのことを知ったかもわからないですからね。K-POPという巨大なスケールの音楽業界と比べると、わたしたちって本当に小さな存在ですから。よりによって、コペンハーゲンでセッションだなんて、本当に不思議です(笑)。とても素敵な経験でしたよ。NewJeansのプロデューサーチームが最初に訊いてきたのが、「K-POPをよく聴きますか?」というものでした。それを聞いて身が縮んだのですが、正直に答えました。「あまりそのジャンルを開拓していなくて……」と。すると「よかった、わたしたちは新しいものを求めているんです。フレッシュなものがほしくて」と言ってくれて、安心したのを覚えています。NewJeansのチームは、わたしたちが作ったデモに、なにも手を加えずにリリースしたのです。なにか機械に通して、サウンドを加工するのかなと思っていたのですが、音もメロディーもなにも変えませんでした。だから友情のようなものを感じとったのかもしれませんね。楽しさや遊び心が聴こえると思います。だって実際のところ、わたしたちも遊びながら作っていましたから。この曲はセッションの終盤で書いた曲です。フィンと一緒に遊び感覚でスマートフォンのボイスメモに歌いながら、アイディアを出しあいました。ビートを聴きながら、自然と湧き上がるフレーズを声に出して、自由に歌っていたんです。すると「Cool With You」というフレーズがピタッとハマり、メロディも出てきました。個人的に、R&Bのジャジーなメロディーって本能的に生まれるものだと思うんです。考える必要がなく、ただ生まれるメロディーです。セッションの終盤で、いちばん自由なやり方でつくった楽曲だったので、リリースされるとは思ってもいませんでした。「ASAP」は、セッションのいちばん最後につくった曲です。夕暮れ前、ソファに座りながらダラダラしていました。「スメーツ」のキャサリナとヘンリエッテがパソコンをいじりながらビートをつくって、そこにアイディアを出していきました。こうして見ると、テーマは「遊び」ですね。わたしたちは純粋に音楽をつくりながら遊んでいたのです。「リリックはこういうテーマだから、こういうサウンドで、ああいうメロディーで……」というような指示は一切なく、自由に、ただ音楽を作るだけ。まっさらなキャンバスに、色をどんどん放り込むような感じです。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: AnimeAnime_jp - 🏆 117. / 51 続きを読む »
ソース: Daily_Online - 🏆 15. / 68 続きを読む »
ソース: GQJAPAN - 🏆 71. / 53 続きを読む »
ソース: GQJAPAN - 🏆 71. / 53 続きを読む »