Intelが2021年第1四半期決算報告を発表、データセンター部門は不調もPC向け部門は上向き

  • 📰 gigazine
  • ⏱ Reading Time:
  • 19 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 11%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

チップメーカーのIntelが、2021年第1四半期(1月~3月)の決算報告を発表しました。この決算報告はパトリック・ゲルシンガーCEOが就任して初となるもので、収益は前年同期と比べて減少。しかし、ファウンドリ拡充ビジネスを打ち出したゲルシンガーCEOは、2021年第2四半期(4月~6月)には好転するだろうと予想しています。

クラウドサービス事業者向け部門の収益は前年同期比で29%減少。その理由についてIntelは「顧客が在庫整理で発注を見合わせたため」と説明しています。ただし、海外ニュースメディアのBloombergは「Intelが新製品の投入に遅れと取っているため、投資家は『重要な顧客が他社製品に移行してしまう可能性』を懸念している」と指摘しています。

そして、データセンター向け部門の収益は56億ドルで、前年同期比で20%の減少となり、ウォール街のアナリストの予想を下回りました。Bloombergは「Intelの主要事業として収益性の高いデータセンター向け部門が不調になったことも利益率の低下につながった」とみています。 しかし、PC向け部門は前年同期比8%増の106億ドルで、アナリスト予想の100億ドルをわずかに上回りました。Intelは、新型コロナウイルスのパンデミックが長引いたことでリモートワーク環境からのノートPC需要が高まっているためだと推察しています。なお、ゲルシンガーCEOは「PC需要が鈍化する兆候は見られない」とコメントする一方で、「2021年は半導体の供給不足によるコスト増は免れない」と延べ、市場シェアの獲得へ積極的に取り組む構えを見せています。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 80. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。