GRANRODEO 15th ANNIVERSARY LIVE 2022 G15 ROCK☆SHOW “Being Late Rush Rush Rush”
8人の女性ダンサーと共に登場したサポートメンバーの瀧田イサム(B)、SHiN(Dr)と合流し、放たれた1曲目は豪奢な90年代サウンドにのせたKISHOW(Vo)のポップな歌声とe-ZUKA(Gt)のクリーントーンが交差する「青色センセーション」だ。軽やかで甘いオープニングからバンドは一気にギアをチェンジし、メタリックな「Scorn」や2022年リリースしたての最新シングル「カミモホトケモ」など、分厚く重いハードな“ロック”を叩き込む。 さらにオーディエンスを熱狂させたのは、KISHOWとダンサーが扇子を振り踊る「Y・W・F」やきらびやかなディスコサウンドが魅力の「Lovers High」など、バラエティに富んだ楽曲たちの中でも人気の高いダンスチューンをフィーチャーしたメドレーゾーン。ハードでワイルドな印象が強いGRANRODEOサウンドのカラフルでキュートな一面を十二分に感じさせる“Gナンバリング”らしいポップな演出が、オーディエンスの熱を否応なしに上げていく。
「君と僕の間」から始まったアンコールでは、約3年ぶりとなる9枚目のフルアルバム『Question』の3月23日リリースと、3月26日からスタートする全国ツアー「GRANRODEO LIVE TOUR 2022"Question"」の開催を発表。そしてKISHOWが「この世界はいつだって残酷だけど、素晴らしいとさえ思う。だからあえて言いたい、この世界へようこそ!」と今を生きる全ての人へ捧げられたラストナンバーは「welcome to THE WORLD」。15周年を超えて、その先へと歩みを進めている彼らとファンの希望に満ちた未来を祝福するように、KISHOWのハッピーな歌声が高らかに響き渡った。明けて15日は“G15”と大きく趣を変えた“G16”が開催に。会場に入ると、前日はバンド4人のみが立っていたステージに、今日は多数の打楽器やe-ZUKAのものではないギターアンプや譜面台などが居並んでいる。それもそのはず。この “G16...
少しかしこまった面持ちで「お待たせしました、GRANRODEOです」と挨拶し、今回のミュージシャンズを“サンパレ楽団”とKISHOWが命名。e-ZUKAはMaoの不在に触れつつ、「Treasure Pleasure」「バラライ」などホーンの効いたノリのいい楽曲たちを立て続けにぶつける。e-ZUKAもKISHOWも瀧田も、昨日以上にステージとランウェイを駆け回り、手練れのサポート達とコンタクトを取りながら、360度四方に向けて派手にパフォーマンスを決めていく。星野が奏でるパガニーニの「24のカプリース 第24番」からドラマティックに始まった「偏愛の輪舞曲」、クラシカルな香りを残す「Blue Pandora...
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