チーム最年長39歳の川島にとっては4度目のW杯。経験に裏付けされた言葉には重みがある。前回ロシア大会はセネガルとの第2戦で自身のミスから先制点を献上して批判された。しかし続くポーランド戦は敗れたものの、好守を見せた。コスタリカ戦はGK権田(清水)は両手でシュートに触れながら防げなかった。「失点すれば、どんな形であれGKは責任を取らないといけない。でもGKにとってそれで何かが変わることはない」と強い覚悟の重要性を説く。
計算していたはずの勝ち点を取りこぼし、チームとしてのショックはある。ただ、川島からチームメートに積極的に切り替えを促すつもりはない。「常に自分が何かを伝えないといけないとは思っていない。一人一人が(やるべきことを)感じて行動できるチームでないといけないし、今のチームはそれができる」。成熟した仲間を信じ、普段通りに支えていく。
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