【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは20日、G7サミットが開催されている広島の司教に宛てた書簡を公開し「核兵器の脅威が続く中、広島を開催地に選んだことは意義深い」と指摘した。核兵器などの大量破壊兵器は「平和の幻想をもたらすだけだ」と強調し、G7首脳らに廃絶を呼びかけた。 教皇は自身も2019年に訪れた広島を「記憶の象徴」と呼び「核兵器の使用が引き起こす悲劇」を考慮するよう訴えた。ロシアによるウクライナ侵攻などの紛争への懸念を表明し、サミットが恒久平和に向けた「先見の明を示すように祈る」と締めくくった。.
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ローマ教皇、キーウとモスクワに特使派遣を希望=報道ローマ教皇フランシスコは、ウクライナとロシアの大統領に私的な特使を派遣し、停戦を仲介したい意向を示した。バチカン(ローマ教皇庁)情報を専門に伝えるウェブサイト、イル・シスモグラフォが報じた。
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[社説]G7は国際秩序維持へ重責果たせ(写真=AP) - 日本経済新聞ロシアのウクライナ侵攻や中国による台湾への威圧などで、国際秩序は東西冷戦の終結以来の転換点にある。力による支配を試みる中ロに対抗し、世界の平和と安定を維持するため主要7カ国(G7)が負う責任はかつてなく重い。広島で開催中のG7首脳会議(サミット)が首脳宣言をまとめ、法に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると表明した。この複雑で混迷した局面でG7がひとまず結束を示せた点は評価したい。侵攻の波及食い止めよ
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