Googleの対話型AI「Gemini」は何ができるのか?無料版と有料版、そしてMicrosoft Copilotと機能を比較

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2022年11月に、ChatGPTの正式サービスが始まって以来、世の中は「生成AI」の話題で持ちきりになった。そうした中で、Googleは従来Bardの名称で提供してきた対話型AIのブランド名を「Gemini」に変更。その上位版となる「Gemini Advanced」も明らかになった。

ML/DLベースのAIは、モデルとかファンデーションモデルと呼ばれるAIのブラックボックスが作られる。画像認識のAIであれば、作成したモデルに必要なデータを読み込ませて、猫の写真を猫、犬の写真を犬と教えていく。そうしたデータを読み込ませてモデル鍛えることをAIの世界では「学習」と呼んでいる。

実は、MicrosoftはChatGPTが話題になる前から、OpenAIに投資しており、2019年に10億ドル、2023年の1月にも数十億ドルの投資を行なうことを発表している。MicrosoftはOpenAIのソフトウェア資産を活用したサービスの提供を行ない、OpenAIはMicrosoftのクラウドサービスであるAzureのコンピューティングリソースを活用するという契約も明らかにされている。いわゆる生成AIのできることに大きな違いはない。プロンプトにやってほしいことを入力するという形で、何かを調べたり、画像を生成したり、データを分析したりという基本機能はほぼ同等だ。また、プラグインを利用してほかのサービスと接続して何かができるようになるという点もどのサービスでも利用可能だ。

今回発表されたBard改めGeminiには、2つのグレードがある。Geminiと上位版となるGemini Advancedがそれだ。2つの大きな違いは、採用されているモデルの差だ。ややこしいが「生成AIモデルとしてのGemini」には3つのグレードがある。それが上からGemini Ultra、Gemini Pro、Gemini Nanoになる。 このうちGemini Nanoは、スマートフォンなどでデバイス上のプロセッサで処理を行なうためのモデルで、すでにPixel 8 Proなどで採用されている。先日Samsungが発表したGalaxy S24シリーズにも採用されていることが、Samsung、Googleから明らかにされている。なお、無印のGeminiはこれまで通り無償で利用できる。しかし、Gemini Advancedのほうは有料で、「Google One AI Premiumプラン」と呼ばれるほかのGoogleのサービスとセットで提供されるサブスクリプション契約の一部として利用できる。日本では1ユーザーあたり月額2,900円だ。

Gemini Advancedの場合、すでに提供されてきたGoogle One Premiumプランに1,600円を追加することでGemini Advancedを使えるので、ChatGPT Plusの月額20ドルと比較して、安価な価格設定と言える。MicrosoftのCopilot Proとの比較では、やはり料金の安さが光る。Copilot Proを利用するには、別途Microsoft 365 PersonalないしはMicrosoft 365 Familyが必要になり、Microsoft 365 Personalと組み合わせた場合は月額4,690円、Microsoft 365 Familyと組み合わせた場合には月額5,300円となり、GoogleのGoogle One AI Premiumプランに比べるとやや高額な設定になってしまう。【2024年新年初売り Bluetooth イヤホン】ワイヤレスイヤホン ブルートゥース イヤホン JGUG LEDディスプレイ 両耳ENCノイズキャンセリング 長時間再生 人気 自動ペアリング 完全ぶるーとぅーす Hi-Fi音質 タッチコントロール...

 

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