クレッグ氏は「我々の見解としては、今回の問題の中心にあるのは、Facebookとニュースメディアの関係についての根本的な誤解です。ソーシャルメディア上でストーリーを共有する、あるいは他の人が共有できるようにすることを選択するのはパブリッシャー自身です。そうすることで価値が得られるため、パブリッシャーはコンテンツをネット上で共有しています。そして、共有をより簡単にするためにサイト上にはシェアを促すためのボタンなどが配置されます。また、Facebookで共有されているリンクをクリックすると、パブリッシャーの運営するウェブサイトに移動します。Facebookは2020年にオーストラリアニュース業界に推定4億700万オーストラリアドルの価値を生み出しました」と語り、Facebookはあくまでリンクを共有しているだけであり、ニュースメディアにとっても収益を上げるために欠かせないプラットフォームになっていると主張しました。また、ワールドワイドウェブの発明者であるティム・バーナーズリー氏が
したように、オーストラリアで制定が進められているニュースメディア交渉法は「私たちが知っている既存のインターネットを実行不可能にする可能性があります」とクレッグ氏は指摘。また、特定のリンクに対して金銭の支払いを求めることは、「インターネットの基本原則に反する」とクレッグ氏は主張しています。 また、クレッグ氏は「広告が印刷物からデジタルに移行し始めた際、ニュースの経済学も変化し、業界はインターネットへの適応を余儀なくされました。オンラインの世界に移行して成功したメディアもあれば、適応に苦労しているメディアもあります。一部のメディアコングロマリットがFacebookを明確な資金源とみなしていることは理解できますが、それは彼らが好きに支払いを求められることを意味するのでしょうか?」と語り、Facebookはニュースメディア交渉法の下でメディアに無制限の金額を支払うことを余儀なくされたと主張しています。
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