レース後のインタビューで、ハミルトンがシューマッハーの息子で現在はF2(F1の1つ下のカテゴリー)で活躍するミックからシューマッハーが使っていたヘルメットを贈られ、「彼は僕のアイドルだった」と感無量の面持ちで答えたのが印象的だった。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が7月までずれ込み、今季は変則的な過密日程となっている。その異例のシーズンでも6年連続でコンストラクターズ(製造者)部門とドライバーズ部門の2冠を制しているメルセデスが圧倒的な速さを見せている。ここまでの11戦で9勝(ハミルトン7勝、ボッタス2勝)をあげ、予選ではすべてのレースでPPを獲得。製造者部門ではアイフェルGP終了時点での獲得ポイントは391点と2位レッドブルを180点も引き離している。また今季は長く3強の一角を占めていたフェラーリの不調が顕著だ。シャルル・ルクレール(モナコ)が開幕戦のオーストリアGPと英国GPで表彰台に上がったものの、スピード不足で3次予選に進めないこともしばしば。一方で開幕戦でマクラーレン・ルノーのランド・ノリス(英国)が3位に入るなど、レーシングポイント・メルセデス、ルノー、アルファタウリといった中団グループの追い上げは急で拮抗した争いとなっている。
それでも基本的なパワーユニット(PU)の仕様が開幕戦時と変更できないという制約がある中、「セットアップなどデータの見直し」などに努め、車体の改良も進んだ。その結果、徐々にではあるがレッドブルとメルセデスとの差は縮まってきた。また赤旗中断やセーフティーカー導入など荒れたレースとなったイタリアGPではガスリーが優勝、アルファタウリに08年(トロロッソ時代)以来の勝利をもたらした。このレースではホンダのスタッフの発案でアルファタウリと提携して50戦目という記念のステッカーを用意するなど、士気もこれまでになく上がっていた。それだけに21年限りでの参戦終了に現場では複雑な思いが渦巻く。昨年11月の参戦延長の発表後からF1活動の方向性についての話し合いにも参加してきた山本氏は本社の方針を理解できるとした上で「ファンの方に申し訳ないし、裏切る形になってしまって非常に悲しい。個人的には悔しい。これからレッドブルと飛躍するベースがやっとできたところ」と正直な胸の内を明かす。
だが、ホンダはレッドブル、アルファタウリの両チームをPU供給先の顧客としてではなく「パートナー」として位置づけている。年間数百億円とされる費用をかけて「最高の技術を追求する場」であるF1に参戦してきたホンダは、独自のスタンスをとり続けた。
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