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Energy meets mobility:日本法人の取り組みを世界に広げる ZFジャパン 代表取締役社長 多田直純氏[インタビュー]

セミナーでは多田氏に同社の電動化戦略やCASE時代の新しいビジネス戦略について語っていただく。その後、和田氏との対談と視聴者から質疑応答を行う予定だ。第1回目は視聴者からの質問が活発で、質疑応答の時間が多くとられた。今回もこのスタイルは踏襲されるとのことで、その内容に期待したい。講演では、まずZFの事業ポートフォリオと今後の戦略に関する新しい技術トレンドが解説される。ZFのコア事業は「車両制御」「統合安全」「自動運転」「E-モビリティ」の4つに分けることができる。この4分野に対して、要求仕様・要件を「見て」「考えて」「動かす」というニーズから各論技術・製品を考えていく。

例えば、カメラ、ミリ波レーダー、LiDARなどセンサー技術は「見て」に相当する。「考えて」はZF ProAIのようなハイパフォーマンスECUプラットフォームだ。自動運転や統合ECUのプラットフォームとして拡大が予想される分野だ。「動かす」はブレーキ、電動ドライブ、電動パワーステアリング、アクティブダンパー、その他車両を構成するコンポーネント、モジュールだ。電動化とソフトウェアは、ZFが注力している分野だ。同社の「eDrive Platform」について、その特徴や800V関連の技術が紹介されるという。その方向性は、小型・高効率であることは言うまでもないが、「T-Shape」構造による小型・高集積されたアクスル本体も独特だ。体格の小型化だけでなく、車両への実装は「プラグアンドプレイ」を強く意識している。

完成車両のアプリケーションとしてのモビリティでは、FREUDENBERG社との大型トラック・バスの燃料電池車での協業や、1月のCESで発表された米国モビリティサービスプロバイダーBee社との無人シャトルについても触れる予定だという。エネルギー分野では、風力発電機(ギアボックス)、車載電池のエネルギー活用の取り組みが紹介される。あまり知られていないかもしれないが、世界の風力発電機の4本に1本にZFのギアボックスが使われている。風力発電の風車は巨大なものだと羽だけで260メートル、出力15MWというものがある。これに対応する発電用の増速機をZFは製造している。多田氏の当日の講演内容でとくに注目したいのは、12月20日にリリースされた、「Energy Meets...

という。現在、EV用のバッテリーとしてLFP(リン酸鉄)を使う動きが広がっている。NMC/NCAといった三元系と言われるバッテリーより、安全性とコスト、コバルトフリーといった特性から採用するOEMが増えている。欠点は、出力エネルギーが三元系より低いこと。そのため、セルやモジュール構造、最近ではパックとボディやシャシーを一体化させるセルツーシャシー設計がトレンドになっている。じつはLFPの高効率なパック実装方法は、分解や再利用をしにくくする。ZFはLFPを使いながらパックを取り出しやすくする構造、再利用しやすい構造を提案する。ZFはバッテリーメーカーではないが、再利用しやすいLFPパックをラインナップすることで、グローバルなOEMのニーズに応えようとしている。合わせて、同社のデジタルテクノロジーと組み合わせて、SOC、SOHといった電池の能力や消耗度合い、充電履歴などを集約するクラウドプラットフォームも構築する。

 

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