CCCMKホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:高橋誉則)にて、『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努めるCCCマーケティング総合研究所(所長:新橋実、以下「CCCマーケティング総研」)は、2023年2月13日(月)~2月16日(木)に交通機関の利用に関する調査」を実施しましたので、その結果を発表いたします。
新型コロナウイルス感染症が流行したこの3年では生活者が外出を控えた期間もあり、交通機関の利用に変化が起こっています。また、交通機関側も運行時間の変更などこれらに対応した動きが見られます。このような変化を生活者はどのようにとらえ、交通機関を利用しているのでしょうか。CCCマーケティング総研では男女16~79歳のT会員を対象に交通機関の利用状況や交通に対する思いを調査いたしました。運賃が2割上昇した場合に生活者は移動の手段を見直し新型コロナウイルス感染症が流行し始めてからの公共交通機関の利用頻度の変化を尋ねたところ、「以前から利用していない」を除外すると、鉄道・軌道(路面電車)、バス、タクシーのいずれも「利用頻度は以前と変わらない」が最も高くなっています。しかしどの交通機関も「利用することが増えた」より「利用することが減った」の方が高くなっており、全体的に減少傾向であることがわかります。
利用が減った理由は、いずれの交通機関も「外出を控えたため」が最も多くなっています。交通機関別では鉄道・軌道で「買い物や遊びなどの機会が減ったため」「在宅勤務やオンラインでの授業など通勤通学スタイルが変わったため」、バスでは「自家用車やバイクの利用に切り替えたため」、タクシーでは「交通費を節約するため」といった特徴が見られました。運賃の値上げによる利用交通手段への影響を見ていくと、5%の値上げ幅では「そのまま継続して公共交通機関を利用」と回答した方が8割近くとなりました。しかし20%の値上げになると「値上げした交通の利用を減らし、自家用車や自転車、徒歩等で移動」が大きく増加しており、「ほかの公共交通機関を利用」と合計すると45.
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