1997年に発売された《ビークロス》もその一台だ。同社のSUV《ビッグホーン》をベースとした《ビークロス》の外観には、1993年の東京モーターショーに出展されたスタイリッシュなコンセプトカーのデザインが、可能な限り落とし込まれている。
ボディ下半分を大きく覆う無塗装樹脂パネル、ドアに入る波模様の意匠、美しいスペアタイヤカバーなどが与えられた《ビークロス》は、SFに登場する乗り物のようなデザイン。実際に、特撮TVドラマの劇中車として、ほぼ無改造で採用されたこともあるほどだ。 さらに《ビークロス》で斬新だったのは、現代では一般的になった、SUV+スポーツカーの融合というアイデアを採用したことだ。そのため室内には、当時のスポーツカーが採用したステアリングホイールや、バケットシートを備えていた。 コンセプトカーを現実化した《ビークロス》の発売から約四半世紀が経つが、その間、これほど未来的な市販車は登場していない。Vehicle(乗り物)とVision(未来像)とCross(交差)から名づけられた《ビークロス》は、これから先も古びることはないだろう。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »