新型のコックピットは、従来モデルと比較して操作スイッチの数が大幅に削減された。これは、いっそうのデジタル化を進めたためだ。フルデジタルディスプレイの「BMWカーブド・ディスプレイ」は、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイで構成されている。ステアリングホイールは、フラットボトムの新デザイン。コントロールパネルやセンターコンソールのセレクターレバーには、触覚フィードバックが採用されている。
オプションで、「BMWインタラクション・バー」を用意した。クリスタルサーフェス構造を採用したバックライト付きのバーが、ダッシュボード全体からドアパネルまで広がる。タッチセンサー付きのコントロールパネルも採用している。 新型には、新デザインのスポーツシートが標準装備されている。オプションのコンフォートシートは、電動でさまざまな調整が可能。また、新型はブランドで初めて、フルヴィーガンインテリアを標準装備した。シート、ダッシュボード、ドアパネル、ステアリングホイールなどに、動物由来のレザーの使用を取りやめた。シート表皮は、レザーに似た特性を持つ「Veganza」。オプションで「BMWインディビジュアル」によるメリノレザーのツートン内装が選択できる。
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