BMW 5シリーズは1972年に誕生。以来、7世代にわたりプレミアムセグメントのミドルクラスセダンの代名詞として、大きな成功を収めてきた。約7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした8世代目は、格式のある存在感はそのままに、先進のデジタル技術と最新のパワートレインを用意。ガソリン、ディーゼルのマイルドハイブリッド車のほか、BEVのi5シリーズの2モデルをラインアップに加え、電動化時代においてもミドルクラスセダンをリードする意気込みをみせている。発売にあたり、BMW代表取締役 長谷川正敏氏が挨拶。「今年の上半期の登録車台数(販売台数)は前年比19%増の1万6692台と好調な結果となっております。なかでもBMW 7シリーズを中心としたラグジュアリーセグメントのモデルに関しては、前年比で2倍以上と大幅に増えており、好調の一因となっております」と笑顔で業績の良さをアピール。
その上で「BMWをワンランク上のプレミアムブランドへと押し上げていくていくうえで、非常に重要なモデルが新型BMW 5シリーズです。BMW 5シリーズは世界で最も成功しているエクゼクティブ・セダンの代名詞となっており、日本で発売してから半世紀の月日を経て、今回8代目へと進化を遂げております。このモデルは今までの5シリーズが提供してきた価値を刷新し、まったく別次元のラグジュアリーな価値観を提供します」と、新型BMW 5シリーズにかける期待を語った。続いてBMWのBMWブランド・マネジメント・ディビジョン プロダクト・マーケティング プロダクトマネージャーの御館康成氏が、新型BMW 5シリーズの概要を語った。「BMWというブランドは、本質的にドライバーと車が一体となってスポーティーに走る、駆けぬける歓びと、その一方で高級車としての良質な魅力、その両方を諦めることなく高い領域で実現しています。その文脈でいけばスポーツセダンの絶対的ベンチマークであるBMW 3シリーズに対して、広くて快適なラグジュアリードライビングのBMW...
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