暗号資産（仮想通貨）市場にアニマルスピリッツが戻ってきた新たな兆候が見られる。「Buy Bitcoin（ビットコインを買おう）」と走り書きされたリーガルパッド（法律用箋）が、 このメッセージは、７年近く前に議会証言を行う当時のイエレン米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の背後で掲げられ、仮想通貨支持者への呼びかけとなった。このリーガルパッドの入札は24日遅くに終了の予定だ。 当時22歳のクリスチャン・ランガリス氏はビットコインをいくらか所有し、米ケイトー研究所でインターンをしていた。2017年７月にイエレン氏が下院金融委員会に出席した際、その後方に席を確保したランガリス氏がメッセージを書き込んだ。 当時、ビットコインは一般市民の意識の中で最初のブレークといった時期で、約６カ月前の1000ドル未満から上昇し2300ドル前後で取引されていた。ビットコインは17年に１万3000％余り急騰したが、18年には74％急落と、ブームと崩壊のサイクルが頻繁に起こるようになった。...
ランガリス氏は19年にこのBuy Bitcoinのレプリカ版21個を実現価格0.8ビットコイン（平均）で販売。番号が振られ、タイムスタンプが押されたこのレプリカは「私の手によって」制作されたと同氏は語る。 数週間前、５ビットコイン（現在約33万ドル相当）を提示されたというランガリス氏は、自身のビットコインソフトウエアの仕事と家族のためにより高値が付けばと期待し、オリジナル版をオークションにかけることを決めた。 オークションの資料では、重さ0.5ポンド（約227グラム）の「リーガルパッドにインクで描かれたもの」と説明されている。リーガルパッドには、その日の公聴会でのランガリス氏のメモも含まれる。Buy Bitcoinの「メッセージが書かれたページは、公聴会の直後にリーガルパッドから外された。その後、透明な保存用ワイヤで接着された」という。ビットコイン好きで飲酒好き集まれ－ＮＹ市バーが仮想通貨ファン招く
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