日本円の総合的な実力を表すものに「実質実効為替レート」があります。ここで「実質」というのは、各国の物価の状況を調整したということです。そして、「実効」というのは、円とドルだけでなく円とユーロや円と人民元など、いろいろな通貨と円の間の為替レートを平均的に出すということです。
上の図は円の実質実効為替レートの推移を示したものです。実質実効為替レートは2010年を100とした指数で示されています。実質実効為替レートはその値が高いほど対外的な購買力があり、海外製品を割安に購入できることを意味します。 2022年7月の数字は58.7と、変動相場制移行前の1971年7月以来、51年ぶりの低水準となっています。実質実効為替レートのピークは1995年の150台で、今の数字はピークから6割も低くなっています。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。