同イベントは、hideさんが亡くなった翌1999年にスタートし、今回で26回目。今年は二十七回忌、生誕60周年の節目で、X JAPANのPATAや氣志團の綾小路翔ら故人を敬愛する16組がゲスト出演。会場には約1300人のファンが集結した。
ステージでは、各アーティストがスクリーンのhideさんと競演しながら故人の名曲をカバーした。綾小路は「ever free」を歌い、「マジで人生で一番会いたくて会えなかった人」と思いを吐露し、「来年も再来年も伝説を語り継いでいく」と約束。初参加のEXILE SHOKICHI(38)は「ピンク スパイダー」をエネルギッシュに歌い、「hideさんに憧れて憧れて好きで好きでしょうがなかった。バンドマンの14歳だった僕にhideさんと一緒に歌ったよと伝えたい」と興奮気味に語った。 SOPHIAの松岡充(52)は赤い髪に迷彩柄の衣装と今イベントの故人のビジュアルを〝完コピ〟して登場。「ROCKET DIVE」を力強く歌い上げると、天国の故人に向けて投げキス。大歓声に右手をあげて応えたPATAは「TELL ME」など3曲を熱演して魅せた。
故人のバンド、hide with Spread Beaverのメンバーで共同プロデューサー、I.N.A.は「本当にhideさんは幸せな人」と語り、没後26年を迎えても抜群の知名度を誇る盟友について「音楽や曲がカッコいいのはもちろん、身近な人もhideさんの悪口を言う人はいない。そういう人柄がファンの人たちにも伝わってるんじゃないかな」と分析した。 最後は出演者で故人の名曲「Hi―Ho」を共演。故人の実弟、松本裕士氏(56)は「多方面からいろんな方が参加してくれて素晴らしいイベント。本当に頑張ってよかった」と笑顔を見せ、「また大きなところでライブができたら」と次なる展開を予告した。
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