5季ぶりの優勝へひた走る首位・東レが、22年ホーム初戦で貫禄を見せた。第2セットで追い付くと、第3セットは16点差、第4セットもエースのパダル・クリスティアン(25)が4連続サービスエースを決めるなど14点差を付けて最下位・長野を圧倒。初先発した真子は「緊張したけど先輩のおかげで勝てました」と笑顔を見せた。
東京五輪代表の藤井が目の不調、峯村が左アキレス腱断裂で離脱中。さらに今週は酒井啓輔(25)も体調不良に見舞われ、セッターには東海大から入社1年目の真子に白羽の矢が立った。「思い切ってやるだけだった」と、サイドに的確に散らしてパダルの強打を誘った。助っ人がアタックで両軍最多の27得点を挙げるなど見事な“アシスト”を披露し、篠田歩監督(42)も「クリスとのコンビが良かった」とルーキーをたたえた。 米山裕太(37)も成功率75%と安定したサーブレシーブで後輩を援護。腰痛から復帰したベテランは「勝たないといけないゲームでベストを尽くした」と納得の表情を見せた。2試合ぶりの白星で首位を守ったチームは23日もVC長野と対戦する。真子は「切り替えて、一試合一試合やっていきたいです」とホームのファンに連勝を届ける構えだ。(武藤 瑞基)
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