8分間の長いロスタイムがようやく終わった。試合終了の笛が鳴り響くと、藤枝のメンバーは次々とピッチに倒れ込んだ。トータルで60分以上を10人でプレーし、2倍以上のシュート11本を浴びながら(藤枝は5本)、1点も許さずに勝った。ベンチ前でスタッフと抱き合って喜びを表した須藤大輔監督(45)は「この勝ち点3は大きい」と白い歯を見せた。
初めて守備的に戦った。昨夏就任した監督は「3点取られたら4点取る」と超攻撃的なサッカーを掲げて戦い、サポーターを魅了してきた。今季は6月から7月にかけてチーム初の6連勝を飾り、上位争いに食い込んできた。 この日も序盤から高い位置でプレスをかけ、ボールを奪って攻め込んだ。前半11分には、ペナルティーエリア内でフリーになった久保が「力いっぱい足を振り抜いた」と豪快なミドル。チームトップタイとなる今季9点目で先制した。その後も攻撃を続け、楽勝ムードがスタジアムに漂った。 それが退場者が出て一転した。両サイドを大きく使って攻め込まれ、ピンチの連続。後半は守備の人数を増やした。久保が何度かカウンターを狙ったが止められる。後半はシュート0本。攻撃的なサッカーを封印して目の前の勝利を取りにいった。「自分たちのサッカーをやりたかったが、勝ち点3が最優先」とMF杉田真彦主将(27)は話した。
それでもスタンドのサポーターは旗を振って勝利を喜んだ。J2昇格に向けて、勝ち続けることが一番大事なのは分かっている。「練習していない4バックもできることが分かった」と監督は収穫を挙げた。久保も「昇格するために必要な『しぶとい勝ち方』ができるようになってきた」と前を向いた。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: jcast_news - 🏆 104. / 51 続きを読む »
ソース: doshinweb - 🏆 31. / 63 続きを読む »
ソース: Infoseeknews - 🏆 10. / 68 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »