阪戦へ向けて宮の沢で調整。オンライン取材に応じた荒野は「こういう状況で難しい試合にはなるが、今いるメンバーが今のコンサドーレのベスト。弱くなったと言われないように結果を持って帰ってきたい」と、開幕からの4戦連続引き分けにピリオドを打ちにいく。
うっ憤は晴らす。全4試合に出場も、いずれも後半途中から。昨年12月に左ひ骨のプレートを除去するなどし、開幕当初は本来の動きになかったが「試合をこなすにつれて状態は上がっている」と好感触は得ている。チームの危機的状況ではあるが「僕にとってはチャンスなので。自分が出て主力になっていく」と強い自覚を持って戦いに挑む。 プラス材料はある。1月から沖縄、熊本と続いたキャンプを終え、昨年12月3日以来、本拠地・宮の沢で練習できた。荒野は「札幌で生活だったりサッカーができるのは落ち着く。クラブハウスでコミュニケーションも取れるし、チームワークは深まる」と言った。心身とも充実した状態にある。 前節12日の横浜M戦は、終了間際に追い付かれ1―1。今季初、J1通算100勝目ともなる白星は得られず、「2点目3点目を決めきれないとああなる。悔しいゲームだったとはみんなが思っているので。次からは抜け目ない、賢い試合をしていきたい」と胸に期した。勝ち点1を3に変えるため、同じ過ちは繰り返さない。(砂田 秀人)
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