IBMスピンオフ企業、名前は「Kyndryl」 疑問符つく社名の仲間入り

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「史上最悪級の名前を持つ企業」の殿堂に新たなメンバーが加わった。その名も「Kyndryl」。これは、米IBMが中核事業から分離するITサービス部門の現実の名前だ。

分離の影響を受ける従業員9万人は近く、IBMで働いているとはもう言えなくなり(IBMはおそらく最も伝統的で曖昧さのない企業名のひとつだろう)、代わりにKyndrylと言うことになる。Kyndrylは複数の語の一部を組み合わせて作る「かばん語」で、現時点で意味や発音ははっきりしない。

IBMによると、「Kyn」は血縁関係を表す「Kinship(キンシップ)」、「dryl」は植物の巻きひげを表す「tendril(テンドリル)」から来ており、「新たな成長や、当社が常に人類の進歩に向けて取り組んでいるという考えを想起させる」はずだという。 とはいえ、説明したところで事態は悪くなるばかりだ。IBMの論理を基に「キンドリル」という発音だろうと推測することはできるものの、一見恣意(しい)的にYを母音として使っているため、長母音のIと解釈して「カインドライル」と発音する余地も出てくる。「新しい社名を考案するのは簡単ではない」。こう語るのは、米コロンビア大のマーケティング教授でグローバル・ブランド・リーダーシップ・センターの所長を務めるベルント・シュミット氏だ。「いい社名の多くは既に使われており、法律で保護されている」

同氏は、最初は奇妙に見えるかもしれない社名でも、やがて消費者に受け入れられる場合があると説明。その例として、「ハーゲンダッツ」は全く意味がない完全な造語だと指摘する。ベル・アトランティックとGTEの2000年の合併で誕生したベライゾンの社名も造語で、最初は眉をひそめる向きもあったが、今や改めて気にする人も少ない確固たるブランドになっている。◇ :2016年にトリビューン・パブリッシングに付けられた社名。伝統的なメディア企業が自社を「コンテンツキュレーションおよびマネタイゼーション企業」と位置付ける取り組みの一環だった。こうした流行語と同じく社名も長持ちせず、2018年にトリビューンの名前に戻った。次に挙げるのは、おそらく変更前の社名ほどの知名度はないが、今なお残っている社名だ。

 

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ドリルすんのんかい

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