前半は0―2で折り返し、ゴール裏からはブーイングとともに「意地見せろ」コールも起きたが、後半になって、息を吹き返したかのように前掛かりになると、後半9分にDFバングーナガンデ佳史扶の左サイドからのクロスをFWアダイウトンが頭で合わせて1点を返し、同14分にも左サイドのクロスから最後はMF渡辺がゴールに押し込み、同点に追いついた。さらに同42分に渡辺のシュートのこぼれ球を途中交代のFW俵積田が右足で押し込み、逆転に成功。リーグ戦8連敗中の相手を倒し、リーグ5戦ぶり勝利を手にした。
クラブ創設25周年の記念試合で、FC東京U―15むさし、同U―18と下部組織出身のルーキーが主役となり「うれしいという言葉しか出ないです。今まで決められない時期が長かったので、より一層そういう気持ちが高まったというのもあります。プロ初ゴールなので思い出に残る。この気持ちを忘れずに、これからも頑張りたい」と笑みを浮かべた。
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