日の午前には仙台市役所を表敬訪問した藤田氏が3年間の思いを語り、午後にはHC就任会見に登壇した落合氏が今後への意気込みを語った。6年間ACとして桶谷大氏(現琉球HC)、藤田HCとともにチームをつくり上げてきた落合新HC。26年から始まるBプレミアに向けて、前任が築き上げてきたチームカルチャー「Grind!(一生懸命)」をベースに、チームを更に強化していく。「一番分かりやすく表現できるのはディフェンスのところ。そこを継承して、分かりやすくて楽しい速い展開の バスケ ットをプラスアルファしていきたい」と闘志をみなぎらせた。
仙台高時代には同級生で社長を務める志村雄彦氏(41)とともにプレーし、日本一も経験した。志村社長は「ナイナーズのカルチャーを一番表現してくれる。Bプレミア初年度日本一に導いてくれると信じて決断させてもらった」と経緯を説明した。 契約満了となった藤田氏は就任1年目となる21―22年に仙台をB1に昇格させると、2季目はチーム初となるB1残留、3季目の23―24シーズンではB1でのクラブ史上最高勝率(4割5分)を更新した。3年間の印象にはB1昇格のシーンを始め「今季最終戦の群馬戦は本当にナイナーズらしいバスケットを40分間仲間とともにできた。その後のロッカールームの時間も一生忘れません」と思い出に浸った。応援し続けてくれたブースターへは「負けが多かった時こそ、声をかけて後押しをしてくださる方がいた。3年間ありがとうございました」と心から感謝。藤田氏の思いを引き継ぎ、落合新HCが新たな歴史を刻んでいく。◆落合...
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