速に進展する生成AI(人工知能)など最先端の科学技術の活用について功罪や課題解決を巡る議論が交わされた。3日までの期間中、80を超える国・地域・国際機関から、14人のノーベル賞受賞者を含む計約1500人が参加する。
開会式には岸田首相や十倉雅和・経団連会長、マルシア・マクナット米科学アカデミー会長らが出席した。主催者のNPO法人STSフォーラムの小宮山宏理事長(元東京大学長)があいさつで「AIに過度に依存すると認知能力が低下する可能性がある」などと指摘。その上で、「AIの膨大な潜在力を認識しつつも、固有のリスクに対抗する必要がある」と述べ、フォーラムでの議論に期待をかけた。 その後の「AIの光と影」と題したセッションでは、日米欧の研究者らが意見を交わした。独ドルトムント工科大のマティアス・クライナー教授は「子供たちが学校でAIを使うことへの懸念や、AIによって仕事がなくなることへの不安がある。リスクを考えないまま急ぎすぎてはいないか」と懸念を表明。松尾豊・東京大教授は「人類は新しいツールで社会を改善してきた。AIについてもっと国際的に議論していくことが必要だ」と強調した。
同フォーラムは2004年、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の科学技術版を目指して創設された。年次総会は毎年、京都市で開かれ、今総会は20回目となる。AIのほか、エネルギーや気候変動、生命科学、宇宙開発など科学技術の幅広い分野で議論が交わされる。
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