単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は(3着内率75.0%)、3~4番人気の馬は(3着内率35.0%)、5~13番人気の馬は(3着内率9.1%)、14番人気以下の馬は(3着内率0.0%)となっている。人気薄の馬が波乱を演出した例も少なくないとはいえ、まずは上位人気グループの馬に注目するべきだろう。所属別成績を見ると、「浦和」の馬は(3着内率25.0%)、「船橋」の馬は(3着内率37.1%)、「大井」の馬は(3着内率10.4%)、「川崎」の馬は(3着内率20.0%)となっている。今年からはダートグレード競走として施行されるが、3着内数が多いうえ3着内率も優秀だった「船橋」所属馬は、引き続きチェックしておくべきかもしれない。馬番別成績を見ると、1~13番の馬は(3着内率22.8%)、14~16番の馬は(3着内率5.6%)となっている。
なお、第64回(令和元年)以降の過去5年に限ると、1~3番の馬は(3着内率6.7%)、4~10番の馬は(3着内率34.3%)、11~16番の馬は(3着内率8.7%)である。近年の傾向を重く見るならば、外寄りの枠に入った馬だけでなく、内寄りの枠に入った馬も割り引きが必要だ。前走の距離別成績を見ると、1,600m以下の馬は(3着内率16.3%)、1,600m超の馬は(3着内率22.5%)となっている。 なお、第63回(平成30年)以降の過去6年に限ると、1,600m以下の馬は(3着内率8.0%)、1,600m超の馬は(3着内率25.8%)である。前走が1,600m以下のレースだった馬は、過信禁物と見るべきだろう。前走の出走頭数別成績を見ると、9頭以下の馬は(3着内率0.0%)、10頭以上の馬は(3着内率23.3%)となっている。
なお、第64回(令和元年)以降の過去5年に限ると、9頭以下の馬は(3着内率0.0%)、10~13頭の馬は(3着内率17.6%)、14頭以上の馬は(3着内率29.0%)である。臨戦過程を比較する際は、前走が多頭数のレースだった馬を高く評価したい。“全日本2歳優駿”における着順別成績を見ると、6着以内の馬は(3着内率68.8%)、7着以下の馬は(3着内率23.1%)、「不出走」の馬は(3着内率13.8%)となっている。ダートグレード競走のJpnⅠである “全日本2歳優駿”の上位馬がエントリーしてきたら、有力と見て良さそうだ。
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